カエルの飼い方

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カエルをペットとして飼っている人は少ないかもしれませんね。いても、大人の人が外国の珍しいカエルを飼っているといった感じでしょうか。カエルは成長してもあまり大きくならないですし、カエルの臭いも掃除さえしていれば、無臭に近いのです。

温度や光に関しても、あまり気を使うこともありません。デメリットとしては、生きている餌しか食べない、他のペットのようにさわって触れ合う(ふれあう)ことができないということです。

カエルの卵

田んぼカエルを卵から育ててみたい場合は、冬眠から目覚める春から夏の初めにかけて、田んぼや自然なままの池や沼などの、水の動きのないところを見てみましょう。寒天質(かんてんしつ)の膜(まく)に包まれた卵が産みつけられています。

産みつけられて時間のたっていない卵は、さわってもプルンプルンとしています。時間のたっているものは持ち上げようとするとくずれてしまいます。カエルの種類にもよりますが、卵がひも状になっているものと、かたまりになっているものがあります。

卵の飼育ケース

卵を飼育するケースは、金魚ばちなどの深いいれものはやめましょう。できれば入れた卵が重ならないような、大きくて平たい容器がいいでしょう。水面が空気と多くふれるような入れ物がいいです。水もあまり入れてはいけません。

卵を入れて、4〜5cm上にくるくらいにしましょう。白くなってしまった卵はおたまじゃくしになれませんので、早めに水から出して処分しましょう。あっという間に水が汚れてびっくりするほど臭くなってしまいます。

卵を観察しよう!

容器に入れた卵を毎日観察してみましょう。見るたびに変化していておもしろいです。それまで寒天質の中にあった黒い卵が外に出てきて、丸い形をしていたのが、ダルマのような形に変化します。ここまでくると、次の日にはもう卵が孵化(ふか)しているでしょう。

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おたまじゃくし

卵から孵化(ふか)したばかりのおたまじゃくしは、まだシッポがスマートではなく、なんとなくズングリとした体をしています。4〜5日もすれば、かなりスマートなおたまじゃくしらしい体型になります。餌は金魚の餌などでいいでしょう。水もにごりやすくなりますので、汚れたら取り替えましょう。

おたまじゃくしの成長

20日前後で後ろ足が生えてきます。それから1週間ほどで前足も生えてきます。そして徐々にシッポが短くなってきます。両足が生えてきたら、容器の水を少なくしましょう。水の量は、足の生えたおたまじゃくしが立てる程度の量で十分です。

あまり水が多すぎると、おたまじゃくしがおぼれてしまいます。大き目の石を入れて陸(りく)も作ります。やがてシッポが全部なくなって、カエルの姿になります。

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カエルの育て方

ホテイソウカエルの育て方は、水の中に住むカエルと、水辺にもいるけれど、基本的に陸で生活しているカエルとでは飼い方が違います。陸で生活しているカエルは、飼育ケースの底に床材をしき、できればホテイソウなどを植えます。

小さな浅い入れ物に水を入れて、水場も作ってあげます。霧吹き(きりふき)でホテイソウに水をあげると、カエルの体の乾燥も防げますので、床材をしめらせる程度でかけてあげるといいでしょう。

水に住むカエルの場合は、飼育ケースの底に砂利(じゃり)などをしき、水を入れます。足場のために水草を入れます。ハスなどがいいでしょう。どのタイプのカエルを飼う場合でも、飼育ケースに通気性のよいフタをしなければ、脱走してしまいます。

カエルの餌

カエルは生きた餌でなければ食べないので、コオロギ、ショウジョウバエなどを餌として与えます。餌も自分で育てる覚悟でカエルを飼った方がいいです。ショウジョウバエなどは、くさりかけたくだものなどに群がりますので、他の餌に比べて用意しやすいです。

その他には蛾、ワラジムシ、ミミズなどがあります。どうしても自分で餌を調達(ちょうたつ)できない場合は、飼うのをあきらめて自然にカエルを放してあげるのも必要です。

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越冬のさせ方

ウシガエルのおたまじゃくしカエルの越冬(えっとう)とは、冬眠をさせて冬をこすことを言います。ウシガエルは、カエルで越冬するのではなく、おたまじゃくしの状態で越冬します。

飼っているカエルを冬眠させない場合は、乾燥が命取りになりますので、乾燥させないように注意しなければいけません。冬眠をさせる場合、栄養を十分にとらせなければいけないので、餌をたっぷり与えなければいけません。

また、飼育ケースの環境もととのえてあげなければいけません。自分の飼っているカエルが、自然環境の中で冬を越すのと同じような環境を作らなければいけないのです。

様々なカエルの種類があるので、図書館やインターネットで、自分のカエルに合っている越冬のさせ方を調べてみましょう。ただ、カエルを越冬させるのはとても難しいので、無理だと思ったら、自然に帰してあげましょう。

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