カエルの病気

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生きているもの全てが、様々な病気にかかる可能性を持っています。カエルだって例外じゃありません。カエルは環境の変化にとても弱い生き物です。一度病気になってしまうと、回復できる体力がないことも多いのです。病気になってからあわてるのではなく、病気にならないように日頃から気をつけて管理しなければいけないのです。

カエルツボカビ病

ツボのような形をした菌におかされてしまう病気で、カエルだけではなく、両生類全般(ぜんぱん)に見られる病気です。この病気にかかってしまったら、まず助からないでしょう。

カエルツボカビ症にかかると、だんだんと食欲がなくなってきて、体が麻痺して命を落としてしまいます。自然の生態系にも影響が出る病気だとされています。効果的な治療法はありません。

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レッドレッグ

レッドレッグは細菌でおこる病気で、カエルではもっとも多く見られる病気です。足やお腹の部分が赤くただれてしまい、病気が進むと潰瘍(かいよう)になって血が出てくるようになります。食欲がなくなり、皮膚がめくれてくることもあります。

放っておくと全身に菌が回ってしまい、あっという間に死んでしまいます。原因は、輸送(ゆそう)された直後や汚い環境、飼っているケージを変えたなどのストレス、ケガなどになります。清潔な環境で薬を与える必要があります。

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消化管内異物

カエルは餌(えさ)を食べるときに、一緒に床材などの異物を食べてしまうことがあります。ほとんどがフンと一緒に出されるのですが、続けて食べてしまったり、消化する管を通らないような大きなものを食べてしまうと腸がつまってしまいます。

急に元気がなくなったり、お腹がふくれてくるので分かります。餌(えさ)を与えるときにピンセットを使うと、異物を飲み込むこともないでしょう。手術で異物を取り出すこともできるので、カエルを飼い始めたら、爬虫類などを診察している病院をチェックしておきましょう。

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代謝性骨疾患

この病気は、骨を作る役割をしているカルシウム、ビタミン、リン、紫外線(しがいせん)が足りなくなって、骨の成長に異常が出たり、骨が溶け出してしまったりするものです。成長するのが早い種類では、骨の成長に使われるカルシウムの量が追いつかなくなり、このような病気になってしまいます。

足が曲がったり、アゴがやわらかくなってしまい、病気が進むと体を動かすことができなくなってしまいます。コオロギやミルワームを餌として続けて与えているとなる可能性がありますので、こうした餌を与えるときは、カルシウムやビタミンの入った栄養剤を一緒に与えましょう。

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脱腸

カエルのおしりから、ピンク色のものが飛び出していたら、それは腸が出てきてしまったものです。そのままにしておくと命を落としてしまいますので、水につけた綿棒でやさしく戻してあげます。うまくいかなければ、腸が乾いてしまわないように、水をふくませた脱脂綿(だっしめん)などで保護しながら病院に行きましょう。

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寄生虫

業者から買ったのではなく、野生のカエルをとってきて飼っているのであれば、ほぼ確実に寄生虫がいると思っていいでしょう。寄生虫の種類によって病気の出方も色々あります。食べても太らない、調子が悪そう、下痢をしている、皮膚の下に寄生虫が見えるなどです。健康なカエルであれば、何も症状がでないことがありますが、元気があるときに検便をして寄生虫の確認をして、虫下しを飲ませます。

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目の疾患

カエルの目は飛び出ていますので、それだけケガをしやすいと言えます。目の病気になって見えにくくなると、餌を見ることができなくなるので、命にかかわってしまいます。目が白く濁ったりしたら、すぐに病院に連れて行きましょう。

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脱水

カエルの皮膚は、いつでも水分をふくんでいるものです。脱水を起こすと、皮膚の水分がなくなってしまい、シワがよってきます。動きもにぶくなってきます。脱水に気づいたら、すぐに水につけてあげましょう。脱水の原因は、飼育していて水をきらしてしまったり、元気がなくて、水場まで行けないことからなってしまいます。

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皮膚疾患(ひふしっかん)

カエルは、皮膚の分泌物(ぶんぴつぶつ)のおかげで、いつも皮膚がしめっています。ケガや体力が落ちているときに、皮膚疾患になりやすくなります。皮膚の赤みや潰瘍(かいよう)、コブができたりします。そのままにしておくと、レッドレッグになってしまいますので、病院につれて行き、ちゃんとした薬を処方してもらいましょう。

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外傷

カエルの皮膚はとても弱く、簡単に傷ついてしまいます。再生力も強いので、すぐに傷ついた部分もなおりますが、細菌がつくと傷が広がってしまいます。小さな傷は、飼っている環境をきれいに保つことで治ります。ケージの中で飛び跳ねて骨折してしまった場合は、ギブスなどをはめます。

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